折りたたむ&運搬する
「折りたたむのって、難しそう。。。(・,・;」
折りたたみ自転車のキモ 「折りたたみ」 は、各車いろいろ工夫を凝らしてありますよネ。普通の自転車を分解して輪行するよりもはるかに手軽に運搬できるのはウレシイもの。でも、意外と見逃されてしまう課題も。。。
ここではそんな問題点と解決法をご提案します。
折りたたみに慣れる
まずは当然のことですが、折りたたみ自転車を購入しても、折りたたみ方法に習熟していないと、いざっ、という時に
「アレっ?どーやるんだっけ?(-.-;」なんてことに陥りがち。慣れていないと意外とできなかったりします。例えば、日々の通勤などで使っていて、会社では折りたたんでロッカーの隅に。。。なんて使い方をされている場合は、自然に折りたたみに習熟できますよね。
一方、家やオフィスでも玄関先などにそのまま置いておける。。。なんていう場合でも、途中まで折りたたんで置いておく(ハンドルや前輪or後輪をたたむぐらい)と、折りたたみの「癖」が分かってきてスムーズに折りたたむことができます。
スムーズな折りたたみのために。。。
何回もやっていると折りたたみにも慣れてきて。。。そんな中でも、意外に問題になるのが、自転車の重量や可動部分のメンテナンスです。
例えばBD-1の重量は10kgちょっと。折りたたみ自転車としては標準的な重さですが、前後輪を折りたたむ際には車体を持ち上げる必要が出てきます。車体を持ち上げながら、さらに折りたたみの操作を行う。。。非力な女性の場合、ちょっと大変かもしれません。
また、折りたたみ自転車の多くは、おりたたむ際にシートポスト(サドルを取り付ける棒の部分)を上げ/下げする必要がありますが、この部分を日ごろグリスアップしておかないと動きが渋くなり、結構力が必要になります。
自転車の重量は如何ともしがたい問題ですが、日ごろのメンテナンスで折りたたみ時に動かす部分をオイルアップorグリスアップしておくだけで、スムーズに折りたたむことができるようになります。
輪行の落とし穴?
折りたたみ自転車の大きな利点の一つが輪行。元々タイヤ径が小さく、さらにコンパクトに折りたためる設計なので、電車などに乗せても邪魔になりません。
また、輪行袋も普通の自転車よりはるかにコンパクトなものにできるので、目的地に到着して走り出す際も、大きな荷物とならずにGoodですよね。ただ、小さくたためることと、運搬が楽ということは必ずしもイコールではありません。
これは私が経験したことですが。。。BD-1用として使用している輪行袋は、手のひらサイズに小さくなるもので、とても重宝します。しかし、この輪行袋には普通の自転車用の袋ならば必ずついている、肩で背負うためのストラップが付属していません。
なので、片手でフレームを持って運搬していたのですが、大きな駅や空港では運搬距離が結構あるもの。。。10kgの自転車を片手でずーっと持ち続けるのはつらいものがありました。
各折りたたみ自転車のオプションパーツとしてラインナップされている専用の輪行袋を見ると、肩掛け用のストラップがついていないものが見られます。電車や飛行機での移動を想定されている場合は、登山用品店などに売っているストラップを別途購入することをオススメします。